【初心者でも簡単に習得できる!】ボイパ、ビートボックスの基本
こんにちは!趣味でヒューマンビートボックスをやっているつかじと申します。
今回はyoutubeなどの動画サイトやテレビでも話題のボイパやヒューマンビートボックスについて紹介していき、その基本を解説していきたいと思います!
ヒューマンビートボックスとは
ヒューマンビートボックスとは皆さんも知っている通り、口で音楽やリズムを奏でるものですが、その起源はどこなのでしょう。
諸説はありますが、一般的には1930年代頃にアメリカ合衆国で誕生したストリートカルチャーが起源だといわれています。
貧困層のアメリカの若者がラップなどのリズムのためにDJが使った「ビートボックス」という箱型の楽器を買えず、口でリズムを刻み、模倣し始めたのが最初のようですね。
ここからはヒューマンビートボックスのことをビートボックスと略させていただきます。
ボイパとビートボックスの違い
次に皆さんがよく気にするであろうボイパとビートボックスの違いについて説明していこうと思います。
まず、ビートボックスとボイパで決定的に違ってくるのがその「ルーツ」です。
ビートボックスは先ほども述べたようにストリートカルチャーから、それに対してボイパ(ボイスパーカッション)はアカペラから生まれました。
それによって何が違ってくるの?と思われるかもしれません。
なのでぶっちゃけて言ってしまうと、そこに明確な違いはないのです笑。
しいて言うとすれば、ビートボックスでは楽器の音に加え、機械音などの楽器とは関係のない音や迫力の出る音も使われ、ボイパではアカペラが由来であることにより、打楽器を中心とした楽器の音しか使われないということくらいなのです。
実際にボイパ、ビートボックスをやってみよう!
ここまで長々とボイパとビートボックスについて話してきましたが、次はさっそく挑戦してみましょう!
エイトビートを練習する
まずは、ビートボックスの基本「エイトビート」を出来るようにしましょう!
このビートは、キックドラム(バスドラム)、ハイハット、スネアドラム、Kスネアを組み合わせた基本中の基本のビートで、一見簡単そうに見えるけれど、とても大切なものとなっています。
そして、このビートを応用させることによって、自由にリズムを刻むことができるようになるのです!
エイトビートのリズムはアルファベットで表すと「b,t,k,t,b,t,k,t,」という風になります。
ここではとても分かりやすい解説をyoutubeにあげていらっしゃる方を紹介しておきます。
How to Beatbox "8 BEAT PART.1"|8ビート①|はじめて初心者のビートボックス(ボイパ)やり方練習講座レッスン by ZU-nA
一つずつの音をマスターしよう
どんなに難しい音を扱えるようになっても、基本の音がおろそかになっていては元も子もありません。
なので、ここからは基本を完璧にするために一つずつの音を解説していきます!
キックドラム(バスドラム)
キックドラム(バスドラム)はアルファベットの「b」にあたる、ドラムセットでいう所の、一番下にある大きな太鼓で、フットペダルを踏む事で叩く事ができるドラムです。
この音はビートの「ベース」となる大切な音で、唇を使います。
まず、普通に「ぼっ」または「ぶっ」と発音してみましょう。
そして、徐々に唇に力を入れていきます。
上唇と下唇の摩擦を意識して練習するとうまく出来るようになります!
How to Beatbox "Kick Drum" (Bass Drum)|キック(ベース・バス)ドラム|はじめて初心者のビートボックス(ボイパ)やり方練習講座レッスン by ZU-nA
ハイハット
ハイハットはアルファベットの「t」にあたり、ドラムセットでいう所の、フットペダルを踏む事で音が出る、シンバルが二つ重なっている部分です。
またキックドラムとスネアドラムの間に入り、ビートのアクセントとなるとても重要な音です。
舌と前歯を使います。
この音も先ほどのキックドラムと同様、まず「つ」と普通に発音してみましょう。
そして、だんだんと声を抜いていき、舌と上前歯の間を息が抜ける音だけをのこす感じです。
この時舌の先を少し前歯で噛むくらいの位置に置くと上手く音が出ると思います。
How to Beatbox "HIGH HAT" (hi hat)|ハイハット|はじめて初心者のビートボックス(ボイパ)やり方練習講座レッスン by ZU-nA
スネアドラム
スネアドラムはアルファベットの「k」の位置にあたり、アウトワード(息を吐く)のスネアになります。
スネアドラムは唇を使って出す音です。
まず初めに、「ぷっ」と発音してみましょう。
そして段々と唇に力を入れていき、声を抜いて息を長めに吐くようにしましょう。
口の形を「う」と「ぷ」の間くらいにして、唇を前歯に近づけて行くと上手く出来ると思います。
この音はかなり難しいと感じるはずですが、何度も練習を繰り返すうちに必ず出来るようになります!
How to Beatbox "PF-SNARE"|PFスネア|はじめて初心者のビートボックス(ボイパ)やり方練習講座レッスン by ZU-nA
Kスネア
最後にKスネアです。
この音もまた、アルファベットの「k」にあたり、インワード(息を吸う)スネアになります。
Kスネアは奥歯と舌の奥の左右どちらかを使います。
正直言いますと、この音は初めはかなり難しいと思います。
それに加え、この音が出来なくともスネアドラムで代用すればエイトビートは組めます。
よって、この音はほかの基本が出来てから練習することをお勧めします。
そうはいうものの、Kスネアは出来るようになると応用範囲が幅広く、ビートボックスがとても楽しくなります!
やり方はというと、初めに「かっ」と発音してみてください。
そして、左右どちらかの奥歯に意識を向け、声を抜きつつ勢いよく息を吸ってください。
この時に、奥歯で左右どちらかの舌の奥の方を軽くかむ感じで練習すると上手く出来ると思います。
How to Beatbox "K-SNARE"|Kスネア|はじめて初心者のビートボックス(ボイパ)やり方練習講座レッスン by ZU-nA
最後に
今回はボイパ、ビートボックスの基本ということで記事を書かさせていただきました。
皆さん出来るようになりましたか?
全然できない、少しはできた、余裕でできた、色々あるはずです。
もし全然出来なかったとしても安心してください。
僕はこれらを習得するのに何か月もかかりました笑
練習し続けることで必ず出来るようになります。
あきらめないことが大切なのです!
読んでいただきありがとうございました。
分からないことや疑問点などがあったらどんどんコメントお寄せください!
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